日常で思ったこと、何か記事を読んで感じたことを中心にまとまりない感じでつらつらと書き連ねていきます。 (現在セブで日本語教師のインターン中)

日本の文化って!?~in Cebu~

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Cebuに来て、約2週間が経ちました。
生活にはだいぶ慣れて参りました。こんにちは。


生活リズムがなんとなく掴めてきて、オフィスへの道もだいぶ覚えてきたので
少し余裕を持てるようになってきました。
近くにはスーパーもあるし、さほど不便ではありません。



ですが、まるでペットであるかのように足元でゴキさんが元気に走り回っていたり
冷蔵庫が修理から何週間も戻ってこなかったり
エアコンの効きが悪く、水漏れしていたり
フロントの人に言っても修理してくれなかったり…。


嘘だろ!?
ってことはいくつかありますが、普通にこっちで暮らしている人の家には
エアコンはもちろんのこと冷蔵庫はない。
日本の公衆便所のほうがマシともいえるトイレ。
まるでジャングルの奥地のような場所。
プレハブのほうが間違いなく安全といえる。


そんな人たちにはとてもじゃないけれどエアコンから水が漏れるなんて
口が裂けても言えないし、あまりにも贅沢すぎる悩みだなと思えます。


それは、日本のあまりにも贅沢すぎる生活に慣れてしまっているから。
もっと言うなれば日本人として日本に生まれたからそんなことが言えるわけです。
日本の生活のほうが恵まれていて良い暮らしだというのも所詮日本人としての感性や
ものの考え方、価値観であり、結局日本人としての主観でしかないのです。


もし自分がフィリピンに生まれ落ちたとしたらここで生活するしかなく、
もし日本の暮らしをネットで見て行きたいとは思っても、
日本に住みたいとも、日本人に生まれたかったとも思わないかもしれません。


必要と思うものが違い、価値観が違い、なにしろ環境が違う。
そこに優劣なんて一つも存在しない。
あるのは、便利な暮らしを経験した人の主観だけ。
かわいそうと思うのはお門違い、ですね。


ただやはり
そんなもの食べるの!?ってことだったり、これはしてもいいんだ、これはだめなんだ、など
文化の違いに驚くことや考えさせられることはあります。



”日本人として”言わせてもらうとやはり日本の文化は素晴らしく
誇るべきものをもっているし、今まで考えたこともないけれど日本人って素敵だなと思います。
それは日本語を教えている学生からも言われます。


日本語教師として、教師として、日本人として働きはじめ
人に教えるということ、日本語、文化について考えるようになりました。


人に教えることについてはまた後日まとめるとして、
書きたいことは「日本の文化」ですね。


みなさんは日本といったら何を思い浮かべますか?


漫画?
アニメ?
武士?
忍者?
相撲?
お茶?
富士山?
京都?
大阪?
秋葉原?
原宿?


他にもたくさんあると思います。
やはり日本人自体であったり日本語じゃないですかね。


世界的にも真面目だ、勤勉だというイメージを持たれている日本人。
そしてその日本人が唯一が母語にしている日本語。


日本人って言ってることと思ってることが全然違うことも多々あるし
それを察するのが当たり前だからわざわざみなまでいうことないし
なんならきっぱり口にしたり自分のしたいことをダイレクトに伝えるとかえって失礼に受け取られたり
社交辞令は大事だし、相手が口にしないことまで意図を読み取らなきゃいけないし…。


はっきり言ってめんどくさい社会だと思うんです。
言いたいことがあるなら言えばいいし、嫌なら嫌。好きなら好き。
そっちのほうがとってもシンプル。楽ちん。誤解もない。すれ違いもない。


でもそうはいかない。
日本人ってとっても繊細でほんとに微妙な心の動きで口にする言葉も、
しぐさも変わってくる。


そんな繊細な日本人の心を表現するのは
複雑で、たった一文字やイントネーションが変わっただけで意味も変わってきてしまう日本語以外ないのかなと。


日本語ってほんとに複雑。
でもとても繊細で美しく、ひとことひとことに含まれている意味が多すぎる。
だからこそ一言一言の発音がしっかりしているし一文字の意味も大きいのだと。


日本語自体が日本の素晴らしい文化なんだろうなあ。


つい先日彼女から勧められた曲を聞いて
ほんとに何気ない歌なのだけれど、そんなこと考えていたもんで
余計言葉の意味とか重くうけとめてしまって。
日本語って美しいなと、感動してしまったのでした。


まあ、今回もまたどう思うかは人それぞれの価値観ということで。
それではまた次回。


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