日常で思ったこと、何か記事を読んで感じたことを中心にまとまりない感じでつらつらと書き連ねていきます。 (現在セブで日本語教師のインターン中)

国は違えど…。

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大変長らくご無沙汰しております。
2週間の研修を終えて、ついに出発が近づいて参りました。
こんばんは。


さてさて、つい先日まで研修生活in宇都宮ということで
想像以上に楽しく、非常に激動の2週間でありました。


場所は東武宇都宮駅から徒歩5分のところにある栃木国際教育学院。
アジア圏の学生さんがたくさんいて、さらにはフィリピン人と2人でルームシェア。
刺激多すぎやろ…。




それに加え、共にやっていく日本語教師のタマゴたちもとっても良い人たち。
早速仲良くなり、実に充実した毎日を過ごせました。


研修最初の一週間は授業の見学であったり、ほとんどはここの会社自体の説明。
あとは日本に滞在する外国人の話や、海外の日本語学校の状況など
リアルな社会的問題に目を向けた話を主に聞きました。


やっぱり、国や企業が海外からの有力な人材を欲しているにも関わらず
社会に通用する日本語を教えることのできる肝心な教師が圧倒的に不足している、という現状。


あまりにも多額な留学費用のわりに
その外国人の就職までの手厚いサポートがないために結局お金に困る。
よって、悪しき道にそれてしまう人も少なくないといった社会問題も起こり得る。


うーん、なんかもっとお金抑えられないのかね、とも思います。
不法滞在などの問題も、社会の環境だったりに問題があるってところに
もっと真剣に目を向けないといけないのかなぁなんて。
どんな事件にも言えることだけれど。


そして、後半二週間。
授業実践が始まり、学生との関わりも増え、
飲みの場などでの先生方や経営者からの貴重なお話も。


そのなかで、教師のありかたや人生について。
たくさんのインプットとアウトプットがあり、勉強になることもたくさん。
やっぱ教師ってすごい。考え方がすごい。



加えて、間近で学生の生活を見ていると、朝早く学校、放課後は夜遅くまでアルバイト、帰ってきてから山ほどある予習復習。
とてもじゃないけど自分だったら続けられないかなあ、とも思う。


その中で、遠い国の家族のことで悩んでいる人や
本当は自分は日本には向いていないのではないかと思い、
日々の大変さという壁にぶち当たり涙する人。
それに対し心から本気で向き合い、励ます人。


国籍は違えど、過酷な毎日を必死に生きて、考えて
夢に向かって本気で取り組む姿勢を見ていると
自分も生半可な気持ちで教師をやっていくことはできないし
心から一人一人に尊敬の気持ちを持って向き合わなければならないし
その人の夢のために心を寄り添わせなければならないなと心がつき動かされるのである。


自分の夢のために、時間も、お金も、彼らは費やしている。
この人たちのために、自分は何ができるだろう。
どのようにアプローチしたら心を動かせるような授業が出来るだろう。


時間はたっぷりある。されど有限。
今目の前にあるこの時間を無駄にせず、未来の自分に最大限の投資をするには一体何が必要なのか。


言葉にするとめっちゃストイックみたいなんだけど、要は常に後悔だけはしないぞと
そういうことなんですねぇ。
改めて学生さんたちから気づかされました。


ところでつい先日、高校時代の先輩と話していたことがありまして。
こんなに恵まれている日本であれば、餓死をはじめとしてお金がなくて死ぬことはないだろうと。
最大限のチャレンジが許されている環境なんだと、そういうことなのです結局。


そう考えると、日本に住みながら人生攻めていかないのは
生姜焼き定食頼んで生姜焼きを食べないようなもの。
保守的になるのは死にかけてからでもいいかな、なんて思ったり…。


まあ、そんなこんなで明日のお昼前にはもう日本を飛び立ちます。
フィリピンでも出来る限り発信していこうとは思っていますので、みなさん、よろしゅう。
たくさん本を読み、人と繋がり、自分の目で見て、感じて、発信。


まぁ、今回もまたどう思うかは人それぞれの価値観ということで。
次回からはin Cebuでお送りいたします。
それではまた次回。

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